2016年12月19日

自虐~ふたつの心を持つ女(十三話)


十三話


 私の奴隷となることを誓った玲子に対して、私も玲子の奴隷にな
ると誓い、それからは凄惨なセックスへと発展していったのです。

 自虐。それはやはり徹底した自虐。女二人の密室にS様はいない。
私たちはMなのかと言えば、それも互いに何かが違うと思っている。
女はぬくもりがないと寂しすぎる。肌のぬくもりもそうですが、相
手の心のぬくもりを感じていたい。
 玲子は私に捧げ、私は玲子に捧げる。互いに『捧げる』という非
常識きわまりない愛に生きようとしたのかも知れません。
 捧げるという自虐。どんなことをされようが玲子にだけは服従す
る。

 あの子の部屋には私にないものがいくつかあった。バラ鞭もその
ひとつ。細くて重い九尾の黒革の鞭ですが、玲子は自分で自分を鞭
打っていたようで、革に肌脂が染みこんでツヤツヤと光っていた。
 玲子も全裸、私も全裸。仁王立ちになった私の腿を抱かせ、縛っ
たりせず、玲子は膝をついてお尻を上げて、私の腿にすがって見上
げています。
「濡れちゃってひどいことになってるわ、綺麗に舐めて!」
「はい女王様」
 女王様? つくづく不思議な言葉だと思うのですが、玲子はそう
しないと変態的な性に耽溺できないようですね。
 私のお尻をしっかり抱いて、毛のないデルタに顔を突っ込み、こ
れでもかと舌を回して舐めている。感じます。椅子に勃てたディル
ドより熱い舌に震えてしまう。

 九尾の鞭は革が長く、私は立ったまま、そんな玲子のお尻の谷底
を狙うと、まともに性器を打つ鞭になる。
 このとき私は自分でも信じられないほどのサディズムに衝き動か
されて、無造作に、フルスイングで鞭を振るった。
 お尻に潜り込むベシーッという湿った音。玲子もヌラヌラに濡ら
していて、鞭先が開きかけたラビアと、感じて飛び出すクリトリス
の頭を直撃した。
「おおぉーっ! あっあっ!」
「痛い!?」
「いいえ、ああ感じます、イキそう」
「もっと!?」
「はい、もっとほしい、もっとぉ!」

 痛くないはずがない。玲子はヒットと同時にお尻を閉ざし、腰を
ゆすってお尻を振るくせに、直後にまた前にも増してお尻を開き、
アナルが空に向くほど性器を晒す。
 ベシーッ!
「あン! んっんーっ!」
 今度こそ泣いてしまって、なのに私の股間にめり込むように顔を
突っ込み、真下から舐めてくれる。
 私は長い髪の毛をつかんで、私のアソコから玲子を剥がし、その
まま膝で立たせておいて、綺麗な乳房も、真っ白なおなか、背中も
お尻もメッタ打ち。愛液を吸い脂汗を吸った鞭はどんどん重くなっ
て、打音が恐ろしいほど響きます。
 ベシィーッ!
「きゃぅーっ!」
 横振りのフルスイングが両方の乳首を跳ねるように打ったらしく、
玲子は両手で胸を抱いてフロアに倒れ、足をじたばたさせてもがい
ている。

「いいこと玲子、こっちでは服従なさい。私の部屋では玲子が女王
よ。きっとだからね、私だって捧げたい」
「自虐よね? きっと自虐・・どうされてもいいって自虐・・」
 泣き濡れる目でそう言って、そしたら玲子、何を思ったのか立ち
上がって、クローゼットからもっと怖い鞭を出す。乗馬鞭。それを
私に握らせて、自分はフロアに仰向けに寝てしまって膝を抱え、あ
さましくヌラめく性器を剥き出しにするんです。
「クリトリスを打ってください。そうされるのが夢でした。ああ怖
い・・怖いけどでも、打たれてみたい。自分では怖すぎてできなか
ったの」
 よくわからない夢なんですが、玲子は膝を抱える両手の指先でク
リトリスの皮を剥いてピンクの芽を剥き出しにする。

「あ、あ、あ・・」
 鞭先でペシペシ打って狙いすまし、手首を返して打ってやる。
 ベシッ! 重く湿った音。
「ぎゃう! あっあっ! ぐわぁぁーっ!」
 膝を抱えた手が離れ、裸身を一直線にのばした玲子。お尻を締め
込み、腿肉を力ませて、両手に握り拳をつくって白い歯を剥き出し
に震えている。

 女は可愛い・・なんて素敵な生き物でしょう。

 私の中にだってきっとある女心を向けられて、それからは鞭なん
て捨ててしまい、痛い痛いクリトリスを舐めてあげて、獣のような
玲子のアクメを目撃したわ・・お部屋の中で失禁してまで果ててい
く・・。

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