2020年10月12日

長篇小説に棲む女(二)

keikoku520
二話 長篇小説スタートページ


 佳衣の怪訝な面色を察したのか、新島は言った。
「まあ、それも半年前までの話で妻とは正式に別れました。僕とは十歳離れていて、いまだ美人ということで、ナンパされた、どうしようってついこの間笑って電話がありましてね。谷と川もそうした僕の心の所在が見つめさせているものなんです」
「心の所在をですか? どういう意味なんです?」
「この景色に溶けるように消えていきたい。死に場所を見つけた思いと言うのでしょうか、最高のロケーションだと思いましてね」
 佳衣はちょっと眉をひそめ、新島が笑って眉を上げた。
「いえいえ、飛び降りるとか、そういったことでない。うん。人の魂を拒絶しない風景がこの地にはあふれている。谷と川が生きる気力をくれるんですよ。都会はもういかん、つくづく飽きた」
 ほっとした。ほっとしたし共感できる何かがあった。
 佳衣は言った。
「新島さんとは初対面なのに、どういうわけか話せる気がするんです」
「ほう? と言うと?」
「私はこれまで三冊の短篇小説の中にいた。高校までの私で一冊、大学からの東京暮らしで一冊、それから郷里の愛知に戻ったのですけど」
「ああ、それで岡崎ナンバー?」
 赤いポロのナンバーだ。
「ごらんになっておいででした? そうです私は岡崎の出身で、高校の頃から男性にのめり込んでいけなかった。ですから、その時代で最初の一冊というわけで」

 新島はうんうんとうなずきながら微笑んだ。
「なるほどね、思春期の一冊ですか?」
「そうですね。そんなことで級友たちとは打ち解けきれず、進学で東京に出てからだって、それなりに彼もいましたし、就職してからはプロポーズもされたんですよ。でも、うまく言えませんがその気になれない。そのときは職場恋愛で拒絶したもので居づらくなって仕事もやめて、一度は岡崎に戻ったんですが、それまでの私で一冊」
「そこは大人になるまでの一冊だ」
「そう言えなくもないですね、学生のノリで暮らした東京ですから、どうしたってそうなってしまうわけですけど。そして次の一冊は名古屋のデパートに就職し、やがてそこでもプロポーズされたんです。適齢期を過ぎそうで母にはやいやい言われますし、この際決めようかとも思ったんですが、どうしても自分を説得できません。学生時代の友だちがこの先の飛騨にいて、彼女はもちろん結婚してますが子供ができないということで、それなら近くにおいでってことになり、適度な距離を置こうと思って富山に住んだ。そこまでの一冊なんです。ブツブツ切れた人生だなって考えてしまったの。それで短篇小説みたいだなって。ちっともおもしろみのない、ありきたりな女の物語なんですが」
「写真はいつから?」
「国道を走ってて、あるときふと、あの橋に立ってみた。なんて素敵な景色だろうと思ったとき、最初はスマホで撮ってみて、その話をいまの職場でしたところ、それならコンデジが二台あるから一台あげるってことになり、まあ中古で売ってもらったわけですけど、それにしたってコンデジ止まりで先へは行かない。うまく言えませんが、私ってきっと自信が持てないままに生きてきたんでしょうね。近頃じゃそう思えてならないの。コレと言えるものが見つけられない」

 新島は微笑んでうなずくだけ。声に耳を傾けながらも話そうとはしなかった。
 けれどもそれが佳衣の心を軽くする。聞いてくれる人がいる。それだけで良かった佳衣だった。
「嫌だわ私、お会いしたばかりなのに何をうだうだ言ってるんだか」
 苦笑する佳衣。新島はちょっと首を傾げて言うのだった。
「だったら四冊目は長篇小説にしていけばいいでしょう。それに気づきさえすれば遅いということはない。還暦の僕でさえ新しい何かを探してるんです、佳衣さんに見つけられないはずがない」
「そうでしょうか? でも、どうやって? 積極的に恋愛するとか?」
「違う違う、男にもたれたって同じこと。そうした女は腐るほどいるでしょう。狂おしいまでに女の自分を見つめていく。泣き叫んで見つめていく。やがて背中に羽ができ、羽ばたいて飛べるよう」
 佳衣は眉を上げて苦笑した。
「そうできればいいんですけど怖いんですよ、自分の本質を知ったら壊れてしまいそうで」
「そのときは僕がいる」
 佳衣は思いもよらない言葉に、ただ新島を見つめていた。
「壊れたら直せばいい、それだけのことじゃありませんか」
 佳衣は新島から視線を外せなくなっていた。何かが心に刺さる気がする。
 佳衣は言った。
「それは・・そう言っていただけるのは嬉しいけど、でもどうやって?」
 新島は微笑むだけで応えなかった。応えないまま言うのだった。
「ふたつほど言っておきますね」
「あ、はい?」
「ひとつは、考える時期はそろそろ過ぎたということ。そしてひとつは、その長篇は官能小説になっていく」

 帰り道、ぽつぽつと雨が来た。北陸の空は鉛色。遠からず雪が来るという前兆のような冷たい雨だ。佳衣は茫洋とした思いのままにハンドルを握り、おそらく来た道を戻って部屋と帰った。
 冗談めかして新島が言った、『その長篇は官能小説になっていく』という言葉が、振り切ろうとして振り切れず耳に残る。そんな小説を読んだこともなかった佳衣だ。それだけに新しい自分が見つけられるかも・・と思ってしまう。
 新島と出会えたことはチャンス? きっとそうだと思い至る。座れないスカートを選んでしまった自分の愚かさ・・いいえ、それは彼が言ったように私の叫びだったのかも知れない・・と考える。
 しかし相手は三十歳も歳が上。父親より二つ上という初老の男。そう思うと可笑しくなった。私はつくづく複雑な人間で、そのぐらいの歳の差がないと理解されない女なのか。部屋に戻ってスカートを脱ぎながら、佳衣はそっとパンスト越しにデルタを守るパンティの膨らみをそっと撫でてみたのだった。

 翌週末、さらにその翌週末と佳衣は戸惑い、あの橋を越えて走ろうとは思えなかった。わくわくさせる何かを感じる分だけ恐怖がともなう。
 官能小説とはつまり彼とのセックス? それほど浅いものでない気はするが、それにしたって男と女。そこに至らぬはずがない。行きずりならいいかも知れない。だけどもし本気の愛へと変化したら・・怖くなるばかりの佳衣だった。

 十月に入り三十歳までカウントダウン。時間は佳衣を迷わせる。そして深みへ堕としていった。三十にもなって何を子供みたいなことを思うのか。動いてみよう。嫌ならとっとと退けばいい。
 開き直っていく自分を感じ、だけどやっぱり怖くなって、三週目の金曜日、普段は飲まないビールを傾け、その勢いで寝てしまった。
 土曜の朝だ。すっきり晴れて風もなく、陽射しが暖かく感じられる。時刻は九時になろうとした。少しのビールでよく寝られたらしく意識がくっきり冴えていた。冴えた意識でもう一度新島を見てみたい。表現できない疼きのようなものが佳衣を操り、ハンドルを握らせた。今日は意識してミニスカート。ブラの透けるブラウスにジャケット。デートのつもりで臨んでみたいと考えた。
 かつてそうやって男に向かい、こいつはNOときっぱり答えが出たからだ。

 ふたたび山道のどんづまり。背景にも緑があふれ、少し紅葉もはじまって、人生の秋にいるはずの新島と釣り合った。
 古民家ではなく、築六十年あまりが過ぎた古い家。最低限のところに手を入れて、そのほか、そのまま。それもまた彼の素朴さを物語るようだった。
 前回来たとき、家の前にちょっと古い原付スクーターだけだったのだが、真新しい・・と言っても旧モデルの中古車らしいが四駆の軽四輪が停められていた。ジープタイプの軽。モスグリーンのジムニー、その富山ナンバーだ。ここらは北陸の山間部。冬にはこれがないと身動きできない。
 なにげに運転席側へ回って中を覗き込んでいると、今日は作務衣でなくジーンズにワークシャツという姿の新島が、大きなバケツを持って家の裏から回って出て来た。雰囲気が若々しい。
「おぅ来てたか。水くんでて聞こえなかったよ」
「お水は井戸なの?」
「キコキコだね。さすがに電気は来ててもそれだけさ。時代錯誤もはなはだしいよ、はっはっは」
 明るく笑う新島。この間より少し日焼けしていたようだ。白髪の長い髪を後ろで縛って、見るからに芸術家ふう。写真よりも陶芸と油彩とか、そっちのほうがイメージの合う男であった。
「クルマ買ったんですね?」
「ずいぶん探したよ、人気車だからこの色がなかなかなくてね。コイツは静岡にあったクルマ」
「静岡? そんな遠くから?」
「中古車チェーンでめっけたわけで、こっちで探すより安心できる」・・と言いながらフロントグリルを洗いはじめた新島。
「あらどうして? こっちのはダメ?」
「融雪剤は塩だからね」
「あ、そうか、錆びてる?」
「そういうのが多いってこと。コイツは静岡で登録されたワンオーナーで改造もしてないし乗り方が想像できる」
 キラキラする陽射しを浴びてボンネットがキラめいている。クルマに取りつき嬉々として洗う姿を見ていると歳の差を感じない。若い男のそんなシーンを幾度も見ていた。男はクルマが好物らしい。

 佳衣は今日、ここへの道すがら、運転しながら近づくにつれて緊張がひどくなった。もしかしたら官能小説の今日がその最初のページ。考えただけで息が苦しい。しかしいま若者と何ら違わない男を見ていて可笑しくなってたまらなかった。父親よりも歳上で三十歳離れた男とのそれは、ひどく淫靡なものに思えていたから。
 ボンネットを拭き上げながら新島は顔を上げた。
「どうやら心が決まったようだ。君の長篇小説は官能的で美しいものになるだろう。・・えー、しかし」
「はい?」
「書き出しはちょいと待て、もっか洗車中ゆえ忙しい」
「ふふふ、はい、待ってますから」
 可笑しい。ドキリとさせて次には落とす落差のある会話が佳衣の心を楽にしていた。

 新島を外に残したまま古い家に先に入った佳衣。見回すとそれなりに片付けられたいたようだが、現代の家のようにクローゼットがなく家具も足りない。初老の男やもめ。細かいことを意識せず、とりあえず住んでる感じが心地よかった。知らず知らず笑顔になる。
「お掃除してあげましょうか?」
 開け放した玄関越しに、外から声がやってきた。
「そんなに汚いか?」
「ううん、散らかってるけど、さほど」
「佳衣が来たらやらせようと思ってほっといたんだ」
「まっ!」
「嘘だ嘘だ、あははは。ここに来たら自由奔放、小説に棲む女になれるんだからな」

 その言葉はことさら嬉しい。佳衣と呼び捨てにされたこと。小説の中の女であって現実の私じゃないと思っていられる。話術が巧み。それもまた新しい楽しさだった。
 そう言えば囲炉裏。渡してあった板が外され、今日は暖かくて火は入れてなかったが炭を燃やした跡がある。赤く燃える炭のそばにいられるなんて、それこそ物語の世界だわ・・と佳衣は思って微笑んだ。

 台所はキッチンとはとても呼べない。冷蔵庫、それにクッキングヒーターは置いてあったが上に物が載せられて使った形跡が見られない。昔ながらの石板の流し台。裏口の板戸を出たところに見える井戸。熱の残るカマドには薪がくすぶり、鉄の鍋がはめ込まれて置かれてあった。眸に映るものが新鮮だ。しかし現代のキッチンしか知らない佳衣にはどうしていいかわからない。
 洗車を終えたらしくって、裏口の外に空のバケツを持って新島が。井戸でキコキコ水をくんで顔を洗い、そこらに引っかけてあったタオルで拭きながら入って来る。
 台所に横目を流して佳衣は言った。
「なんかすごくて笑っちゃう」
「だろうね、見る物どれもが新鮮だろ。俺もだよ。最初に見たとき、これはキャンプだと思ったほどさ」
「キャンプね、そうかも。あははは」
 笑いながら新島の眸がまっすぐ見つめる。
「よく来たね、よくぞ覚悟を決めたものだ」
「覚悟って・・でもそうね、それもそうかも知れません、官能小説なんですもの」

「そこに棲む佳衣は、ひどく淫らで奔放で、でもそれは主に導かれる女の冥利。
主には従順で一途に尽くす女」
 佳衣はいきなり真顔になった。見つめられて眸を反らせず、不思議な世界へ引き込まれていくようで・・。
「主・・ですか。なんだかそういう世界みたい。それも考えてみたんです、ご主人様と私が呼んで、『おい』と呼ばれて嬉しいような・・ちょっと信じられない世界ですけど」
 新島は微笑んだ。
「佳衣は女の怪物なのさ。だから制御できずに逃げていた」
 微笑みながらそっと寄られ、両肩に手を置かれ、そのまま引き寄せられて抱かれていった。抱擁を解いて眸と眸が合って見つめ合う。
「よく来た」
「はい、私もう今度こそ・・」
「うんうん、もういい言うな」
 そして佳衣は、ふたたび両肩に置かれた男手でくるりと後ろを向かされて、黒い革の張り詰めた若い双臀をぽんと叩かれる。そのまま歩けばそこに板戸。引き戸を開けるとその部屋は暗黒で、引き伸ばし機が置いてある。水回りの台所に続く暗室だ。壁のスイッチで明かりがつくと、黒いテーブルが置いてあり、現像で使うバットが数枚。薬液のポリタンク・・佳衣には暗室さえもはじめて見るもの。
「ここで写真を焼くんですね」
「そうだよ。ボロ家だから隙間から光が入る。したがって夜の作業さ」
 酢酸の匂いが不思議に心地よかった。

「小説の佳衣は奔放だ」
「そうですね、はい」
「だったら俺もとソノ気になろう」
「写真ですか? ヌードとか?」
「いいや違う。記録するのはフィルムじゃない。俺の中のアルバムだ。ヌードの佳衣を撮り溜めていくつもり。それも従順なM女としての姿をね」
 佳衣は、そのときになって心がいまにも壊れそうな思いがした。
「M女になるの私?」
「マインドの部分でね。佳衣はこれまで自分というものが強すぎた。周囲が何をどう仕掛けても自我が揺るがない。鉄壁の防御だった。崩れたら最後、奈落の底に転がり堕ちる。だからことさら自分を守った」
「壊れたら直してくださる? きっとですよ?」
「壊れやしない、物語に棲む女じゃないか。さあ向こうへ、囲炉裏のそばへ」
 濃い栗毛のロングヘアーをそっと撫でられ、佳衣は背を押されて歩み出す。
 暗室から台所の土間へと降りると、ちょうど向かいに別の板戸が閉められていた。
「あ、そうそう、そこが風呂・・ほらごらん」
 引き戸の板戸を滑らせると、そこには大きな鉄の釜。
「五右衛門風呂ですよねコレ?」
「そうなんだ、何から何までカルチャーショックで俺も最初は途方にくれた。沸かし方わかる?」
「さあ、はじめて見るし」
「だよな、俺もそうだった。半分ほど水を張って鍋肌に細かな泡が立つまで薪で沸かす」
「あ、はい?」
「それから水を足して湯加減し、そこの板を踏んで沈めて入るんだ。板がないと猿になる」
「お尻が真っ赤?」
「そういうこった、ふっふっふ、まさにメス猿・・はっはっは」
 新島の話術に佳衣は堕ちた。極度の緊張と弛緩。心を揺さぶられる思いがする。

「私はちょっと気づいてました、私の中のM性に」
 火のない囲炉裏の板床は冷えていた。薄い座布団に正座をし、佳衣は囲炉裏を挟んで向こうに座る新島と向き合った。黒革のミニスカートは正座でますます短くなって、両手を置いていないと素通しになってしまう。
 佳衣は言った。
「行為よりも、そうした心のありようと言うのでしょうか、付き従って安心できると言えばいいのか、もたれかかっていられると言うのか」
「うむ、まあ君を見てればわかることだが。俺もそうだ、S性に気づいていてもSではなかった。これまでの人生ではそうだった。それはね佳衣」
「はい?」
「作品としたい素材に出会えなかったからでもあってね」
「作品ですか? 私は素材?」
「カタチではない。ありったけの俺を注ぎ込んで育てていく作品。やがて俺の手を離れ、どうだと誇れる幸せな女になっていく」
「手を離れて?」
「歳の差はどうにもならない。しかしだから焔は熱い。では佳衣、こうしよう」
「はい?」
「こっちへ来て座るんだ」
「・・はい」

 囲炉裏を挟まず新島のすぐ前で板の間に直に正座をする。板は冷たく、固くて痛く、上がるスカートはパンスト越しのピンクの下着を隠せない。佳衣は隠そうとはしなかった。正座をして背筋を伸ばし、あぐら座りで少し低い新島の眸を見ている。不思議に心は穏やかだった。
「脚が痛いか?」
「そうですね少し」
「土下座だ、平伏してごらん」
「はい」
 両手をついて額がつくまで身をたたむ。
「脚はどうだ?」
「少し楽になりました」
「うむ、つまりそういうことさ、もっと楽に生きること。重い物は散らせばいい」
「はい、ありがとうございます・・ご主人様」
 新島は笑った。
「ご主人様ね・・ハクション大魔王じゃあるまいし、くすぐったいが、まあ他に言いようもないだろう。佳衣とはいい名だ」
 平伏したまま少し顔を上げて佳衣は言った。
「そうでしょうか?」
「逆に書けばイケになる」
「は?」
「さあイケ、もっとイケ。エロ小説によくあるシーンだ、はっはっは」
「ふふふ、もう・・何ですかそれ・・」
「よし、面を上げぃ、腰元よ」
 佳衣は顔を上げて穏やかに笑った。とうてい勝てない。歳の差ではなく人柄に・・。

 しかし新島は言った。
「小説の中の古民家は古すぎて、トイレは一度外に出る。しかし佳衣に着衣は許されず素っ裸のまま、白日の下に晒されなければならなかった。ああ恥ずかしい。それだけで佳衣の陰部は蜜をにじませ、マゾ女の臭気をまき散らす・・なんて書き出しはどうかと思って・・ふふふ」
 新島の双眸が本気の色へと変わっていった。
「たとえばだが」
 そう言って新島は一度立って部屋を出て、赤い輪ゴムを指先につまんで現れた。
「両手を前に」
「はい、ご主人様」
 拝むように手を合わせ、親指同士に輪ゴムをかける。二重に締めたわけでもなくて輪ゴムは指に通され遊んでいた。
「ほら縛られた。落とさないよう従う心が、たかがゴムを縄に変える」
 佳衣は微笑んで深くうなずく。
「俺の最後の女が人生最高の作品になるようだ」
 微笑む新島を見つめている映像がゆらゆらと涙で揺らいだ佳衣だった。

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