2016年12月04日

FEMDOM 花時計(十五話)


十五話


 根本を縛り不気味な姿にした男の性器を目の前に、便器椅子をひいて座った私は、大サイズの安全ピンを開いて伸ばし、逞しいペニスを握ったのです。
 あぅぅあぅぅと可哀想に泣きもがき、私の性欲は最高潮に達していました。
「これからもおしゃぶりして欲しいでしょ? 裸の女王様に抱かれて寝たいよね? 射精だっていっぱいさせて欲しいでしょうし。だったら静かにしてなさい」
 幸せな時間を想像したのでしょう、嗚咽が小さくなっていく。逆反りの苦しい姿勢で首だけ上げて、涙目で針を持つ私の手先を見ています。
「亀頭は大きいから太い針にしましょうね。それにしても凄いおちんちんね、怒り狂ってるみたいだわ」

 亀頭のすぐ下の茎を握り、尿道の右側の裏亀頭のミゾに針先を突き立てて、表亀頭へ向かって刺し込んでいくのです。
 残酷だわ。背筋に寒気が走るような、なんて素敵な悲鳴なの。地獄でもがく亡者のような、得体の知れない魔物のような絶叫です。
 針先が鈍くて入っていかない。力まかせ。右に左にヒネリながら、ガタガタ震える男の裸に恐ろしい苦痛を想像しながら・・。
 そしてパンティの中の鬼薔薇をべちゃべちょに濡らしながら、突き刺していくんです。
 一本が貫通し、それでも次に左側の裏亀頭に針を立て・・。
「痛くて歯を食いしばるとウンチのお汁がたくさん出てきて美味しいわよ。ふふふ、もう吐いたりしないもんね?」
「あぃぃ! あぃぃ!」
 はいはいとうなずきますますが、それでも力を抜きません。
「いらぃぃーっ! いたぃぃぃーっ!」
 紙を噛んでお汁を吸い取ってしまったからか、紙が萎んで少しは言葉になってます。
「もう少しよ・・ほうらほうら・・あー痛い・・ふふふ!」

 亀頭の左右に残酷な針が貫通した・・。

 さらに太いピンを伸ばして針をつくった私は、亀頭の下の肉茎を横に貫くことを考えた。なんて女よ。なんて素敵なサディストなの。
 もうね、怪獣をイジメてる? 男の腰が暴れて吠えまくり、おちんちんの
先っちょから精液を垂らしてしまってもがいている。

 ああダメ、心がイキそう。アクメが心にやってくる・・。

「タマタマちゃんには細いのにしてあげる。片方二本ずつにしましょうか」
「むやぁぁーっ! お許しくらさいお許しくらさいぃぃー! えーんえーん! ええーん!」
 ぱんぱんに張りつめる睾丸に針を一度は突きつけて、子供みたいにぐずり泣きする顔を見たわ。
「可愛い奴隷になるって約束できる? 生涯忠誠を誓うって言える?」
「はぁい! はぁい! お誓ぁぃしまう!」
「ほんと? 逃げてもいいのよ、私なんて嫌いでしょ?」
「いいえぇ! いいえぇ! 大好きぃぃ! お慕いぃしわすぅ!」

「うん、わかった、じゃあ睾丸は許してあげる」

 私はこのとき、はっきりと自覚して妙なことを考えていたんです。
 私だって生理はあるの。まだ子供の産める体なの。睾丸が壊れてしまって虫が消えてしまったら・・それは館脇さんの可愛い虫でもいいけれど、性欲が母性を掻き立ててしまったようで・・休んでいた卵巣がフル稼働で卵を生産しはじめてる。

 可哀想なペニスと睾丸の根縛りを解いてやり、だけど針は抜かないまま、手足と首の拘束を外してやります。
「鞭打ち台の支柱を握ってお尻出しなさい。拘束しないから嫌ならいつでも逃げられるからね」
 乗馬鞭を握ります。叩きつけるフルパワー。一打一打が痣になる拷問鞭の乱れ打ち。泣きべそはお尻を振ってもがき悶え、何度もしゃがんでしまいますが、すぐまた立って、痣だらけのお尻を向けるのです。
「痛いね」
「はい・・でも・・ありがとぉうごわいまぅぅ・・逃げわりしわせんからぁ」

 ああ可愛い! 可愛いの!
 私に愛される男の子でいてちょうだい。

 鞭を握ったまま後ろから抱いてやりました。奴隷の声が悦びの泣き声に変化して、私は癒されていくのです。

 針を抜いてやりました。乳首よりもペニスが血だらけ。鮮血を噴いてます。
 口のテープを剥がしてやったら、それまでに充分濡れたトイレットペーパーが溶けはじめていたようで、泣きべそはそれも食べてしまうんです。
 乳首とペニスに薬をつけてガーゼで覆い、胸にはブラを、下にはパンティを穿かせてやって、脂汗でベタベタの体を拭いてやり、歯磨きさせて口を洗い。 それから私は着ていた下着を脱ぎ去って素っ裸で抱いてやる。

「よく頑張ったね、よしよし、椅子に座ってあげるから好きなだけ舐めなさい。甘くイカせてちょうだいね」
「はい、女王様・・ぅぅぅ」
「もういい・・もういいの、泣かないで。さあ舐めて」
 私はね・・またあのもがくようなアクメを想像したのですけど、それはなぜか穏やかで深い絶頂だったんです。

 すべてが済んで深夜です。泣きべそは疲れ切っていましたが、私はちっとも眠くない。それで明かりをつけないリビングのソファに座り、膝枕をさせて泣きべその頭を撫でていた。
 私は全裸で毛布をかぶっていたんです。
 泣きべそは私の乳首を吸って泣いていて、そのうち眠ってしまったの。

「むぅぅ・・お捧げします・・うふふ・・」

 寝言でした。寝言を言って笑ってる。傷が疼くのかと思ったけれど、この子は私を愛してくれてる。心から愛してくれてると感じたわ。

 そして次の日曜日、私はそのままソファで眠っていたけれど、泣きべそはいつの間にか奴隷部屋に戻っていました。
 部屋着だけ着た私がのぞくと、あの子はもう起きていて、血だらけだった台座の上が綺麗にされていたんです。あの子はね、すっと足下にやってきて平伏して、体をこれでもかと小さくたたんで言うのです。
「おはようございます女王様、一生心からお仕えいたします。心からお慕いいたいます。可愛がっていただけて心から感謝いたします。ありがとうございます女王様」

 感動したわ。女冥利に尽きるでしょう。
「はい、受け取ったわよ、いい言葉ね」
「はい女王様!」
「じゃ、朝の鞭です、腿を打ちますから耐えなさい」
「はい!」
 どこも拘束していない。首輪さえしていない。泣きべそは台に上がって、脚を開いて青いパンティにくるまれたお尻を向けます。

 乗馬鞭で一打ずつ、左右の腿を厳しく打ってやりました。
 声を出さずに痛みに体をくねらせて・・「ありがとうございます女王様」なんて言う。泣きべそもまた奴隷心のリセットができていたようですね。
 首輪だけを与えて南京錠で封印しながら・・。
「痛む?」
「はい少し。でももう出血はありません。おちんちんが紫色になってます。乳首も少し痛みますが」
「うん、素直でいいわ、愛してるよ奴隷クン」
「はい! わぁぁ嬉しいです、うふふ!」

 それから・・ほとんどお昼時になってしまった朝食です。そのとき私が人間の食事の支度をテーブル上にはじめたことで、流しを向いた次の一瞬、泣きべそは部屋着の下からお尻の底に舌を入れてアナルを舐めてくれるんです。
「ぁぁ・・ダメよ、感じちゃう・・」
 私は腰を張ってお尻を突き出し、打ち震える感覚を楽しんでいた。

 テーブルに簡単なセットができて、私が座り・・。
「お座りなさい。今日から昇格させてあげるから」
 そのときのあの子の、ちょっと潤んだような目の色が忘れられない・・胸が熱くなってくる。

 この子は息子・・私は母なんだから、手放すなんてあり得ないと思ってる。       

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